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1,890円 レビュー評価:
5.0 レビュー数:1
下巻は目を負傷した一色強吾が部隊に帰還するところからキングサタンとの対決まで。
これは一つのメルヘンで、史実とは全く違うわけだが、話が急に終わってしまう感をぬぐえない。最後に書いてあるように、沖縄や本土上空で戦う姿まで引っ張れなかったのだろうか? 昭和30年代後半に起こった戦記ブームはプラモデルにまで影響を及ぼしたのだが、急にしぼんでしまったのはなぜなのだろう?
この種のマンガはもう現れないだろうが、一時代を築いた作品として記憶しておいてもいいと思う。